適応障害 パニック障害 休職 復職

適応障害パニック障害と闘う日々 Cherry's Diary

適応障害と診断され休職。パニック障害併発。復職までの日々を綴ります。

19.4月7日 救急搬送 ①

こんにちわん🐶

cherryです💕


こうして怒涛の日々を書き起こしてみると、いかにストレスフルな1ヶ月を過ごしていたのか、再認識出来ます。



〜ついに倒れた日〜

4月6.7日で全て娘の新生活準備を終えた私は、夜の10時過ぎに娘と別れ、車で家路へと急ぎます。
この二日間、ろくに眠れず、食べる機も逃すような二日間を過ごしており、疲労はMAXでした。


高速道へ入る時、前回帰りの夜運転中に動物とぶつかりそうになり、冷や汗をかいた事を思い出し、高速で帰るの嫌だな、という事が頭をよぎります。
しかし、夜も遅く、次の日から始まる日常に備え、一刻も早く帰らなければ、という思いがありました。

娘の家から自宅まで高速を飛ばせば1時間の距離。


今思えば、動物の恐怖もあり、固まった体で運転していた事も良く無かったと思います。


運転しながら、
これからしばらくは会えなくなる娘の事を想います。
淋しい。
淋しい。
離れたく無い。
一緒に佐賀で暮らしたい。
家では認知症の父に、母がいつもイラついて怒鳴り罵り、二人は大声で喧嘩ばかりしており、そんな家に帰りたく無い、という思いもありました。
今までは娘という大切な存在があった家。
これからは何を楽しみに家に帰るのか?
そして、仕事の事。
これだけ連続で休み、行き難い雰囲気の中で明日から仕事を再開しなくてはならない。
局の顔を思い出すだけで吐き気がする。
会社をこのまま辞めてしまいたい。
会社に行きたくない。
家に帰りたくない。
娘の所で暮らしたい。

そんな事をグルグルと考えながら、そして涙ぐみながら運転していると、

あれ???
なんか、、、おかしい???


心臓がドキドキし始めました。
急に頭の血の気が引いていく感じ。


これ、倒れる前の時やん?

高まる心臓。
怖い。

いや、気のせい気のせい!と自分を保とうと必死に違う事を考えようとしました。
会社嫌だ、とか思うから体おかしくなるんだ。他のこと楽しい事考えなきゃ。

しかし、
血の気はどんどん引いていく。
意識が朦朧とし始め、恐怖で大量の汗と震え。
霞みゆく視界。
これ以上の運転は無理だと判断し、減速。
次のパーキングエリアはすぐ目の前。
意識が遠くなる中、路肩を必死に必死に気を失わない様に意識を保ちながら走り、やっとパーキングエリアで停車。

頭に血を上げるためにシートを倒し、横になります。
あまりの恐怖に、元旦那へ電話。

ごめん、体調悪くて吐きそうで意識失いそう。どうしよう。。。
ここ、外に出られる所が無いみたいだし、どうしたらいいのかわからない。。

そう話してるうちに、横になっているというのに、どんどん血の気は引き、呂律も回らなくなり、喋れなくなり、震えた手は痺れ始めました。
これはいつもの倒れるのと違う。
脳梗塞かもしれない。
このまま死ぬのでは無いか???
というとんでもない恐怖に包まれ、
意識失う前にすぐ救急車を呼べ!という元旦那の言葉で電話を切り、意識が途切れそうになる中、自ら救急車を呼びました。
この救急車を呼ぶダイヤルを押すという作業も、震え痺れる手と恐怖、意識の遠のきから、すぐにうまく呼べませんでした。



〜救急搬送〜

救急車の到着は、高速道路上ということもあり、とても長く感じられました。
もう、体は動きませんでした。
到着後、隊員より話しかけられますが、うまく喋ることさえ出来ず、体も動かず、目も開けられず、早く助けてくれ、早く病院へ運んでくれ、という気持ち。

高速道なので、警察もやってきたようで、荷物見ますよー、免許証どこですかー、など耳元で大きな声で言われますが、目を開けることも喋ることも難しい状況でした。

受け入れ先はなかなか決まらず、その次のインターから降りた総合病院で。
脳に異常がないかの検査。
目を開けてくださーーーい、と言われ、目を開けて座らされましたが、目からは大量に涙ばかり流れて泣きじゃくっていました。

しばらくすると落ち着き始め、脳梗塞ではない、と告げられます。
そして、ここでも、神経調節性失神、と。

死なないのか、良かった、という安堵。
このまま死ぬ?という恐怖感はとんでもないものでしたので、安心します。
少しずつ体も動くようになり、血の気は戻り始め、座っている事が出来るように。


ストレス、溜まり過ぎていませんか?
水分摂れていましたか?
自律神経の迷走神経がおかしくなっているための脳貧血である、との事。

ただ、この失神というものは厄介で、高速道上であったことから、車を停め、救急車を呼んだ事は大正解だった、と言われました。
このまま走っていれば確実に意識を失い、大事故を引き起こし、死んでいたかもしれない。
よく意識を失って事故、というニュースがあるけど、これが多い、と。
死ぬような病気でも無いのに救急車を呼んでしまった自分は恥ずかしい、申し訳なかった、と思っていた自分に、大正解でしたよ?と言っていただいた医師の言葉は救いでした。


このようにして高速運転中発作を起こし、救急搬送に至った訳ですが、次回は救急搬送時に思ったことに関して綴らせていただきたいと思います。


ではまた次回🐶