適応障害 パニック障害 休職 復職

適応障害パニック障害と闘う日々 Cherry's Diary

適応障害と診断され休職。パニック障害併発。復職までの日々を綴ります。

精神科初診日の事

こんにちわん🐶

cherryです💕

書ける時に書いておこうと、
書き続けております。

今回は精神科の門をくぐった日の事を書きます。


〜どの病院を選ぶか?〜

精神科、もしくは心療内科を受診するにあたり、皆さん何を決め手にその病院を選ぶのでしょうか?

家の近所である事や、
ネットでの評価が良かった、等理由は様々でしょう。

私も実際悩みました。

しかし、私はこの時、精神疾患とは思っていなかったのです。
ただ倒れた事、死ぬのかという例えようのない恐怖に見舞われた事。
数々の体調不良。
心の問題というよりも、体調を治したい。
その一心でした。

メンタルクリニック心療内科というものは、心を治す場であって、体が辛い私には関係無い、という認識。
そして、数々の医師より精神科の受診を勧められている現状。
その為、倒れたのだから脳の神経がおかしいのかもしれない、と思い立ち、脳神経科、神経精神科がある病院に絞りました。
すると、市内に一軒。しかも自宅から車で3分という好立地。
市でも評判良い精神科。
ここしか無い、という気持ちで受診。
大きな精神科である為、医師の数も多いのも決め手でした。
待つ時間が少なくて済むのでは?と。


以前鬱に悩まされて通院したメンタルクリニックは待ち時間が長く、3分診療。
結局そこでは治らず、そこで溜め込んだ薬を大量服薬し、自殺未遂を起こし、数日意識を失いICUへ。
入院先は大きな総合病院であったため、退院後も24時間いつ行っても対応していただけました。
希死念慮が強くなったらそれを実行せず病院に
「助けてください」
と言って来なさいね、と先生に言われていたので、夜中でも行っていました。
希死念慮が強くなると注射を打ち、意識を混濁させる、ということを繰り返しておりました。
今考えると、注射を打ちに24時間いつでも行っていたので迷惑な患者だったでしょうね 笑
大量服薬するにも薬を自分では管理させてもらえていなかった為、本当に助かりました。
大きな救急指定の総合病院だからこその対応であったと思います。


このような大きな総合病院の精神科へ入退院を繰り返し寛解した自分の経験もあり、様々な対応をしてくださる大きな所が良いと判断しました。


精神科を受診する事への抵抗が大きい方も多くいらっしゃると思います。
しかし私は精神科で鬱を治した経験も入院した経験もあるので、抵抗は一つもありませんでした。



〜精神科初診〜


初診でしたので、1時間程時間を取っていただき、とにかく体調が悪く、倒れた事、以前鬱の病歴はある等話していく中で、眠れていますか?と問われます。
はい、眠れています。
と答えましたが、眠りの状況を詳しく聞かれ、
それは眠れてない、ということだよ?
自身では気付いていないかもしれないけれど、相当ストレスを受けちゃったね?と優しく言われ、
初めて自分は眠れていなかった事、ストレスでメンタルがやられていた事に気付きます。
そして、この医師はこのまま私の主治医となるのですが、本当に優しく、私を包み込んでお話ししてくださいました。
私は知らず知らずのうちに、泣き出し、辛い、とこぼし始めました。。。


とにかく体調をどうにかしたい。
だけど、どうにも良くならない。
体調を良い方向へ持っていきたい。
と話す私に、

今はとにかくお薬でしっかり寝ましょう?
そして、休みましょう?
有休、いっぱい余ってるよね?
勿体無いなぁ。
病院だから、と言えば有休取りやすいでしょ?
毎週月曜日病院に私に会いにおいで。
そしたら必ず連休になるでしょ?
私は診察前の時間でも診てあげるよ?
そしたら一日あなたは好きなことしてゆっくり過ごせるね。
出来れば誰かとどこかへ行くでは無く、あなた自身一人で何も考えず、ゆっくりした時間を過ごそう?

と、提案してくださいました。


この初診で、私は精神的な病気なのか等と考えも知りたいとも思わず、とにかく休むこと、眠ることでこの辛い症状の改善に繋がるのか、と考えました。
なので、病名には興味全く、病名はわからないまま、ここから倒れるまでの半年間を過ごす事となります。
ただ、メンタルやられて体調不良だったのか、という事実だけは知ることが出来ました。


医師から処方されたのは、
クエチアピン というお薬。
主に統合失調症鬱病へ処方されるもので、睡眠導入剤としても一般的に用いられる薬。

先生は、その時言いました。
これね、600錠飲まなきゃ死ねないから!笑
溜め込むには相当時間かかるね!笑
これ飲んでしっかり眠って休もうね!
生きていて良かったね?


私は安堵。
自分が何をしでかすのか、本当は怖い。
また自棄になって、あの日々を繰り返すのでは無いか?という恐れのようなものがいつもあります。
これを沢山飲んでも死ねない。
そして毎週月曜日休める。


とても嬉しい気持ちで病院を後にした記憶があります。



今回は初診時の事を書きました。
次回から薬を飲み始めてからの事を書きますね。

では、また次回🐶