具体的な内容について~復職支援プログラム~
こんにちわん🐶
cherryです。
実はTwitterでは元気に過ごしてる様に見える私ですが、本社からの回答を頂いてから落ちております。
無理やり動かしている感じ。
しかし、昨日はもう動くことが出来ずに一日中布団の中で過ごしました。
なんといいますか、もう無理に必死になって体調整えたり、電車練習に向かわなくても良いのではないか?
というネガティブ発動。
しかしながら、本日所属長よりメールを頂き、無理やりにでも体を動かしておかないと、どんな返事が来ようとも受け入れられるメンタルを作らなければ、と外出。
イチゴケーキを食べながらはしゃいだりしてますが、体の震え、喉の締まり、不安感は頓服薬も効かない状況で、追い薬をしようか?と思ったり。
いやいや、明日の電話のこと、ライブの事を考えるからいけないんだ、と他に気を回そうと必死に手動運転で身体症状から逃れるために頑張っているところです。
前置きはさておき、復職支援プログラム開始までの流れと、具体的カウンセリングの内容について綴ります。
~カウンセリング開始までの流れ~
私はパニック障害を持つ為、練習出来ていない区間慣れない電車に乗ることや、バス、地下鉄に乗る事が一切出来ません。
車の運転もトラウマで近所半径2キロ、渋滞のない時にしか乗れません。
このため、博多駅から徒歩で行けるカウンセラー、という指定をさせていただき、紹介されたカウンセラーの元へ通っています。
病院ではなく、マンションの一室でのカウンセリングです。
博多駅から徒歩15分。
カウンセラーは60歳位の男性です。
名前を頼りにネットでその方を検索したところ、心理士というよりも企業の中間管理職向けセミナー等を開催してらっしゃる方でした。
心理士の資格をお持ちなのか不明です。
カウンセリング時間は1回50分。
会社と契約でのカウンセリングになる為、費用は一切発生しません。
会社側の負担となります。
このカウンセリング開始までの流れですが、
まずは、この復職支援プログラムを受けて良いという主治医の診断書と、自身の承諾書を我社の委託先である復職支援プログラムの会社(以下A社)に提出。
↓
その後A社からの電話面談を1時間受け、その病状等からカウンセラーとのマッチングが行われ、担当カウンセラーが決められます。
↓
担当カウンセラーが決まると、こちらからA社の予約専用電話でカウンセリングの予約を入れ、いよいよカウンセリング開始、という流れ。
頻度はA社からの指示ではなく、カウンセラーより次はいついつくらいで予約入れてくださいね、と私の場合は言われるので、それに従いA社へ予約の電話を入れる形となっています。
直接カウンセラーとのやり取りで次回を決められる訳では無いので、結構面倒です。
初回のカウンセリングは、発症の経緯や家族構成、今出来ることのアンケート(例えば、美容室に行けるか?新幹線に乗れるか?エレベーターに乗れるか?等)等であっという間の1時間。
とにかく復職までの心の底辺作りのお手伝いをするので安心して復職しましょう!と心強いお言葉を頂戴しました。
病院の心理療法のカウンセラーは私の病気の寛解を目指す為のカウンセリング。
この復職支援プログラムのカウンセラーは復職に焦点を置いたカウンセリング。
受けて良かった!!
初回は満足感に満たされましたね 笑
~具体的なカウンセリング内容~
例えばある時のカウンセリングを具体的に記します。
1月某日
・近況と心身の状態の報告。
1月に始まるリハビリ出勤について、異動して受けられるようカウンセラーと話した旨を所長とのメールでやり取りした事を報告。
カウンセラーより、滑走路を飛び立つように徐々に復職は進めること。
急に飛び立つことの無いように。
会社もその体制のはずです。
前進するしかないけどゆっくりと焦らずに、という言葉。
発症した支店の内情を話し、どうしても受け入れられない人の話をすると、
人間の心底は誰しも悪くない。
怒鳴る人、それはイライラを出すという癖。
その癖は治らない。
だからといってその人が悪い人かといったらそうではない。
「癖」として捉えよう、という導きを頂いた。
それを嫌だと思いながら付き合うと自分が疲弊するため、距離を置くなどの対処を覚えること。
体と心は違う。
ジムで負の感情を流すというのは対処療法でしかない。
という指摘。
・復職に向けての約束事
寝る時間の調整の約束。
21時に寝る前の薬を飲む。
まずは起きる時間より寝る時間を明確にしていくこと。
・自己分析
数十枚のトランプに例えば「思いやりさん」「頑固さん」等と書いてあるカードの中から、自分はそうだと思うカードを選別。
選んだカードは今の自分自身。
沢山のカードの中から、
「社交的」
「誰とでも仲良く出来る」
この2枚は迷って選べない、と置いた。
なぜなら皆にはこう思われている、
自分を演じているから、と。
□私の選んだ自分自身のカード
情熱的
継続する
几帳面
周りが何を言っているか気になる
頑張り屋
誠実である
白か黒で決めてしまう
心配性
我慢する
お人好し
慎重派
真面目
信念をもっている
寂しがり屋
のんびりや
人に感謝する
挑戦する
決めたことは守る
緊張さん
努力家
思いやりがある
このカードは、自分の根幹である。
会社に行けなくなった原因がここにある。
これが私自身の姿。
これがだめだから、これを少なくしたいとか、変えていかなくては復職出来ない、と言うが、自分を否定すると苦しくなる。
だから限界が来て壊れてしまった。
これは自分の持ち物。
これは捨てる事も変える事も出来ない物。
それよりも認める事が大事。
でも、このいいところが悩みを作っている。
でもその悩みが悪い訳では無い。
認めてあげる事。
それが大事なのです。
自分がどう成長していいのかがわからない。
だから壊れたのです。
心の安定は心の底を作る事。
人との関わりでそれは作られる。
自分を知っていく事。
その難しさを見つめていく。
簡単に捨てない、ごまかさない。
難しい事に取り組む。
今休んだ事は良いチャンス。
自分が良い成長をするチャンスである。
いまがその節目である。
会社にも行けなくなるくらいに壊れたことから逃げるのは簡単。
会社を辞めればいい。
しかし、辞めないで復職に挑むのであるならば、
「人の癖を理解する」
「簡単に済ませない事」
カウンセラーとともに自信持って悩んでいく。
簡単に上辺だけで解決させませんよ?
この取り組みで良い復職を目指しましょう。
自分の人生を否定せずどう建設的にしていくか?です。
>復職できたら
自分の価値観は変える必要はない。
自分の価値観はこうなんだと知った方がいい。
それを心の中に留めない。
自分の価値観を人に伝えることが大事。
仕事の中で人と自分の価値観をルール化するとそれが絆となる。
遠慮ばかりして自分の価値観を伝えていかないと絆が出来ない。
人との絆作り。
それが復職への道だ、と。
~カウンセリング後~
こうして書き出すと、かなり内容の濃い1時間ですね。
かなり復職への導きの言葉をくださいます。
というか、カウンセラー的には1時間では足りないらしく、かなりの時間オーバーを毎回しますね。笑
カウンセリング後は、必ず気持ちの良い場所へ連れていく、と言われ、近くの癒される場所を一緒に散歩します。笑。
この日はお寺でした。
病院での心理療法のカウンセリングでは主に私が自発的に話す事に重きが置かれます。
しかし、復職支援プログラムのカウンセリングでは、カウンセラーがかなり話をし、逆に私の方が諭されるという真逆な感じです。
今、言った言わないで揉めています。
こういったカウンセリング内容をカウンセラーがA社へどう報告をあげているのか?
疑問です。
かなり長くなりました。
復職支援プログラムのカウンセリングはどんな形で行われ、その内容について具体的に記しました。
これから受けられる方のご参考になれば、と思います。
ではまた次回🐶