適応障害 パニック障害 休職 復職

適応障害パニック障害と闘う日々 Cherry's Diary

適応障害と診断され休職。パニック障害併発。復職までの日々を綴ります。

初めての上り電車と喫茶店

こんにちわん🐶


cherryです💕


10月からの復職を申し出ていましたが、結局は10月に入ってからリハビリ出勤に向けての練習を始めた私。

目指すは16駅!



〜初めての上り方面練習〜


転勤先へ鹿児島本線下りの電車練習を繰り返していた私。
これからは上りを練習しなければなりません。


まずは出来るところまで数駅目標。


たかが下りと上り。
しかし一人で行けたことのない方面は試練でした。
怖くてたまらない。
動悸と震え。
携帯で気を紛らすどころか、外の景色すら見ることが出来ず、ひたすら目を閉じて呼吸法に集中する。
もうダメだ、と思ったら降りよう、と思いながら一駅、また一駅。


途中、追い越しの為信号停車、とアナウンスが入り、停車。

うそっ!!!!
怖い!!!
どうしよう!!!!

高鳴る動悸。
頭からは血の気が引き始め、とにかく取り乱さないよう自分自身を奮い立たせながら、
呼吸、呼吸!
1.2.3.4.5.6.....
と、繰り返し、限界を感じた私は4駅で降りることとなりました。


その駅の近くに日本一の焙煎師がいる珈琲屋がある。
そこに行こうと考えました。


〜一人で珈琲を飲む勇気〜


店までは歩いて10分程度。
気持ちは珈琲豆を買って帰ろう、そんな気持ちでいました。
以前はここの珈琲が好きで、福岡一の店と思いながらよく飲みに行っていた店の本店。






いざ店に入ると、
中でお飲みになりますか?
と入り口で聞かれ、咄嗟に、
はい。
と答えてしまった私。


以前紅茶屋さんで注文した途端に発作が起き、血の気が引き始め、たまらない思いで店を後にしたあの場面が頭をよぎり、ドキドキし始めました。
通されたカウンター。
一滴入魂という静けさ。
どうしよう。
発作が起きたらどうしよう。
ドキドキ
ドキドキ。。。。


珈琲を出された時に、淹れてくださった女性に、いかがですか?と話しかけられました。

そこで、咄嗟にいきなりカミングアウト!笑

倒れても大丈夫だという安心感を得たかったのだと思います。
不安を打ち消したかった。


私実はパニック障害でして、、。
今日は電車練習で初めて一人で4駅乗れたんです。
ここに来たくて頑張りました。
この珈琲を飲めて、とてもとても幸せです!と。


すると、お店の方は、
とてもそんな風にはお見受け出来ないですよ?
カウンター大丈夫ですか?
良ければソファ席に移られますか?
と、気を遣ってくれました。

大好きな珈琲のお話をその方として、気持ちは落ち着き、ゆっくりと楽しむことが出来ました。

今日は初めて一人で珈琲を飲むことが出来た。
4駅電車に乗ることができた。
普通の人にとって普通の事かもしれませんが、私にとっては記念日です。
とても嬉しいです。
ありがとうございます。


そう言って店を出ると、
お店の方は外までおいかけてきてくださり、

本当にありがとうございます。
是非またリハビリにいらしてください。
この時間は比較的に空いています。
と、丁寧に説明をしてくださいました。

とても嬉しくなりました。

その時のことをツイートしたものがコチラです。↓

https://twitter.com/cherry90443744/status/1181092439219507201?s=21



〜神様はいる!〜

満たされた気分で店を後にした私は、帰りの電車を頑張らなくてはなりません。

また非常に辛く、3駅で降りてしまいました。
ちょっと打ちひしがれた思いもあり、休んでから、あと一駅だ!と、えいっと乗り込み、ひたすら呼吸法をしていた時、どこか聞き覚えのある声が!

母でした!笑

母がお出かけしてちょうど帰りの電車で同じ両に乗り合わせていたのです。
いやー、もう、
神さま!!!!
と思いましたね。笑
助かった!!!と。


何か困難があっても、必ず乗り越えられる何かが起きる。
私は別に何かを信仰しているわけではありませんが、いつも助けられる何かがあるたびに、
神さま!ありがとう!
と思ってしまいます。
神さまはいるわ!と思ってしまいます。



こうして初めて上り列車の電車練習と、初めての一人で喫茶店をクリアできた私。

10月7日。
パニック障害を発病しちょうど半年後の事でした。


ではまた。続きは次回🐶