適応障害 パニック障害 休職 復職

適応障害パニック障害と闘う日々 Cherry's Diary

適応障害と診断され休職。パニック障害併発。復職までの日々を綴ります。

痒みと発疹から適応障害の原点に戻る

こんにちわん🐶

cherryです。


全身の発疹と痒みに悩まされている日々。

その事について主治医から原点に戻るお話をされましたので記しておきたいと思います。


~薬疹か?~


喉の締りが軽減されないため、漢方ではあるものの、半夏厚朴湯を処方されていた私。
副作用には痒み発疹と記載されています。


薬が効いてるのか分からないけれど、最近モヤが日常かかってる気がする。
しかし、喉の締りは軽減されていない。
でも、モヤがかかってる感じがいい。
この発疹は効いてきた副作用であれば我慢したい。

そう主治医に話してみました。


すると主治医は発疹を診て、
恐らくこれは副作用の薬疹では無いだろう。
乾燥とストレスだね。
薬の副作用ではないにしても、この薬は中止しよう?
と。


え!
副作用ではないなら飲み続けたい、と申し出た私に対して、主治医はこんな話を始めました。


~原点に戻る~


主治医よりこれから大事な話をします。
よく聞いてね、と言われたこと。


薬は出来るだけ少ない方がいい。
やめよう。
薬疹では無いと思うが、この際やめよう。
漢方といえども薬による体の負担は出来るだけ少ない方がいい。


なぜ私が心理療法を最初からあなたに勧めたのか?
原点に戻りましょう。


鬱病の頃から考えてみよう。
あなたの症状はどんな薬を飲んでも治らない時期があった。
滅茶苦茶になった時期すらあった。
だけど、何かのきっかけで治った。


今回も薬の力だけではなく、少しずつ少しずつ出来ることが増えてきた。
ということは?


「あなたの病気は薬で治るものでは無い」ということ。

あなたには治す自身の力があるということ。
僕はあなたのその力を信じています。


だから、心理療法を受けるように最初から勧めました。
あなたの治療のメインは薬ではなく心理療法です。


薬は出来るだけ頼らないほうがいい。
薬よりももっと持続的にあなたの将来に向かって続けていけるもの。
それは心理療法です。


身体症状が出た時にそこに集中するとそれで悪くなる。
マニュアルモードにして気を身体症状から目を背ける。
そして、好きな事をやる。
そうすると、辛い身体症状を忘れる事が出来るね。



適応障害とは~


ストレスを受け、そのストレスに適応しきれなくなった事で身体の各所に症状として現れる。

それは様々な症状があり、今は痒みという症状として現れている。
年末からお正月、色々あったね?
発疹と痒みはそこから生まれたかもしれない。
だけど、根っこの部分は同じ。
適応障害から来ています。


あなたには自身で色んなことを乗り越える力がある。
いつもすごいな!って、感心しています。
それなのに、お薬増やしちゃって本当にごめんね。
漢方が効いたら他の薬を減薬して最後漢方になるといいな、という浅はかな投薬をしてしまいました。
でも、結果的に喉の締め付け、詰まり感には何も効果が得られなかった。
なので、この薬はもうやめましょう。
痒みは関係ない事かもしれませんが、喉の締りに効かないので迷いが生じてきた時でした。
ありがとう。
いい機会になりました。


薬を辞めることに対して不安になった私に、大丈夫だよ、と優しく中止する理由を説明してくださいました。
精神的にお腹をよく壊す私に、カリウムの関係からこの薬は合わない、ということまで説明してくださいました。



私には自分自身の中に乗り越えていける力がある。
上がったり下がったりしながら波はあるけれど、あの外出出来なかった状態から今こうして座ってなら電車も乗れるようになった。

先生は私を褒め、そして、
「あとは時間ですよ」
と、優しく微笑んでくださいました。

この病気は、私が私自身の力で乗り越えていくしかない。
メンタルを支えて下さる縁の下の力持ちである心理の先生と導きをくださる主治医と共に、自分の力を信じて。


この痒みと発疹という事から、原点に戻った診察。


「薬だけでは治らない」


これは確かなこと。


これからも出てくる様々な身体症状に悩む日が続くとは思いますが、時間の経過とともに、
あれ?いつのまにか大丈夫になってる、出来てる!
という日が来る、と言う主治医と自分の力を信じて、闘病していきたいと思います。


原点に戻り、減薬し、気付きを得られた診察でした。


薬を増やすことに関して、積極的ではない私の主治医。

薬漬けになり、その依存から取り返しのつかなくなってしまった多くの精神疾患の方々を見かける度に、私はこの主治医と出逢えて良かった、と心から思います。



では、また🐶