適応障害 パニック障害 休職 復職

適応障害パニック障害と闘う日々 Cherry's Diary

適応障害と診断され休職。パニック障害併発。復職までの日々を綴ります。

②リハビリ出勤についての面談

こんにちわん🐶


cherryです!


前回はリハビリ出勤に向けて所属長面談の前日に受けた復職支援プログラムのカウンセリングについて記しました。


前回の記事はコチラ↓

https://tsukinohikaricherry.hatenablog.com/entry/2020/02/20/165850


きちんとノートにまとめ、いざ面談へ出陣!!!!




〜約一年ぶりの会社へ〜


伝えるべき事はしっかりとまとめた。
大丈夫。
きっと大丈夫!!

なぜか私の心はワクワクしていました。
久しぶりに会社に行ける。
やっとここまで辿り着けたんだ!


しかーーし!!
しかしですよー。。。

電車に乗る時間が近づくにつれ、いつもの予期不安の大きな波が!!
破裂しそうな心臓。
息が出来なくなるのではないかと思うほどの喉の締りと震え。


なんでしょうね。
体は馬鹿正直なんですよね。
はー、ご立派!笑


そして、電車を乗り継ぎ、ドキドキ震えながら会社まで歩いている中、ちょうど恩師よりメールが入り、気持ちが落ち着きました。



マイナス思考の私は、良からぬ想像ばかりする訳です。
玄関入って、皆が冷たい対応だったらどうしよう?
は?あんた辞めてなかったの?みたいな反応されるかも??


怖かったですね。


会社到着!!!

あれ?
なんかこんな所にこんなものが出来てる。
わーーー、懐かしい!!!
ここは変わってないやん?
わーーー!!!!


なんでしょう?
ドキドキとワクワクが交差する。




~いざ事務所へ~


思い切って正面玄関より入り、


お久しぶりです!
大変長い間ご迷惑をおかけしております!
今日は所長と面談予定で参りました!

と、大きな声で挨拶。


すると、女の子が駆け寄って来て、
わーー!!大丈夫?と言いながら応接室へ通してくれました。


以前と変わらぬ会話。
まるで昨日も話していたかのようだ!笑




~所属長面談~


まずは会えた喜びの方が大きく、
お久しぶりです!
大変ご迷惑をおかけ致しました。
と、満面の笑みとなってしまいました。笑


本題に入り、
昨日カウンセラーより伝えなさいと言われた内容を、
私の方からお伝えしてもよろしいでしょうか?とお伺いした後、つらつらとまとめたものを話しました。


所属長は仰け反りながら、
あーー、これで分かったよ!
本社の言うことと、私の言うことが違うために混乱していた、どうするべきなのか分からなかった、と。


所属長の率直な意見として、

・何故発症した職場でリハビリ出勤を開始しなければならないのか?

・電車での通勤を考えると、転勤先から始めるのが妥当ではないのか?

・極力cherryさんの負担を少なくと考えた場合、ここでのリハビリ出勤は酷であるのに、何故本社は頑なにここでさせるのか?

疑問でいっぱいであった、と。
しかしながら、本社の方針に意見することは難しいので、とりあえずここで始めなければならない、ということ。


所属長は私の病気を大変理解してくださり、普通に電車が怖くない人でさえこの距離は電車通勤がどれだけ大変なのか、本社は土地勘がないから分からない。
どう考えても辛いよ!!
と、通勤に対する私への理解もしてくださいました。


そして、

「作戦を練ろう!」

cherryさんがここで始めてみて、やはり非常に難しくなった場合、転勤させるしかない等の案を練ることが出来る。
出来るだけ負担のないように、ストレスの少ない環境で復職が上手くいくように、協力していこう!
いわばあなたは即戦力。
その力を発揮できるよう、出来るだけ可能性の大きい復職をして欲しいんだ!と。


嬉しかったですねー。
本当に。
病気のこともリハビリ出勤の事も復職のことも、本当に私の事を考えてくださっていた。


そして、4月には復職したい、という私に、

期限などを設けることはやめよう?
とにかく、焦らない!!
一歩ずつ、本当にゆっくりでいいんだよ?
体調を見ながら、絶対に無理をせず、ゆっくり進めていこう?

となだめられました。笑



~リハビリ出勤スケジュール~


□第一週目

・週2~3日、10時までに出社する。ただそれだけとする。

・到着したら事務所には入らず外から所属長に到着報告をし、帰宅して良い。

・まずは電車という通勤に慣れることを目的とするので、無理はしないこと


□第二週目

・週3(祝日があるため)10時に出社し、事務所を通り所属長の元へ到着の挨拶をした後、別室にて過ごす。

・何がなんでも1.2時間という時間は決めず、好きに帰って良い

・本を読むなど、する事は自由


□第三週目

・第二週目の最後に、体調を見て予定を組む。例えば午前中いっぱい別室で過ごすのか、思い切って事務所で一時間過ごすのかなど、今この面談時には決めない。


そして、例えば事務所でのリハビリ出勤が始まっても、責任のある仕事はせず、電話や窓口業務や確認印を必要とする仕事はしない、ということを、事務所内で周知します。
なんで電話くらい取らないのよ?等とならぬように、きちんとした説明をしておく、という約束までしてくださいました。



このようになんともゆるゆるリハビリ出勤開始の決定がなされました。
金曜日は主治医の診察日に当たるため、実質月曜日~木曜日の週4が当面の出勤日となります。


なんて私は恵まれているのでしょう。


会社と、所属長に感謝の気持ちでいっぱいです。




~ヘルプマーク~


帰ろうと立ち上がった時、バックのヘルプマークを見た所属長から、それは何?と尋ねられました。


私のように怖くて電車に立って乗れない、発作がおきてしまうかもしれないなどの内部疾患がある人のマークです。
これをつけていたら、優先席に堂々と座れるんです。
優先席座るのって躊躇われるでしょう?と答えると、


え!!!
俺もそれ欲しい!!!
実は俺も怖くて電車乗れないんだ。
発作が起きそうでね。
と、自らのパニックの症状を話し始めました。
だからこそ、私の辛さが他人事じゃないのだ、と。


!!!!!
ビックリでしたが、とても嬉しい驚きでした。
そして、ヘルプマーク、もらってきてあげます!!と約束をして、応接室を後に。


帰り際には、皆が寄ってきて、大丈夫ですか?とか、お前送っていけよー!と冗談が飛ぶなどの笑いの中、


来週より、またお世話になりますのでよろしくお願いします!!

と、笑顔で会社を後にすることが出来ました。


こうして2月18日からのリハビリ出勤が決まりました。


ここまでやっとやっとたどり着けた。
一歩も外へ出られなかった絶望の日々。
あの日の私に言ってあげたい!
大丈夫!!
また会社に行ける日が来るよ!!!



長くなりました。
こんな長いブログをお読みいただき、ありがとうございました。


次回は主治医の診察記録を綴ります。


ではまた次回🐶