適応障害 パニック障害 休職 復職

適応障害パニック障害と闘う日々 Cherry's Diary

適応障害と診断され休職。パニック障害併発。復職までの日々を綴ります。

一週間の電車練習でわかった事

こんにちわん🐶

cherryです💕


前回、休職期間延長について記しました。
その後の電車練習について今回は書きます。


〜1週間電車練習を行う〜


主治医の指示に従い、次の日から電車に乗る練習を始めてみました。

一人で外出すら困難なのに、今考えれば無謀ですね。
医師はもしかしたらわかっていながらさせたのではないか?と今思えます。


5月には有休も消化してしまう。
なんとしても5月中には治さなければ、欠勤になってしまう。
それはなんとしても避けたい。
必ず乗れるようになってやる!
そんな気持ちでいました。


いざ、家を出る。
犬の散歩は欠かさず日課になっていましたので、ただ外へ出る、という事にはあまり抵抗を感じませんでした。

しかし、一人で駅へ向かい歩いていると、
あ、ここで倒れたらどうしよう?
という恐怖が頭をよぎります。

それが頭を駆け巡ると、もう居ても立っても居られなくなり、急いで家へ逆戻り。
そして、なんで出来ないの?と、打ちひしがれる。
そしてとてつもない疲労感。

1キロ先の駅までさえ、歩いて行けない。
それでも、一週間後の診察日に乗れたという報告をしなければ、6月復帰と書いてもらえない。

必死でした。

そして、数日後なんとか駅まで辿り着く事が出来ましたが、もう駅にいる、ということだけで、とてつもない恐怖。

乗れない。

乗れるなんて事、これから先考えられない。

一刻も早くここから離れないと、倒れたらどうしよう、という恐怖。

駅前のバス停のベンチで、泣きました。
変な人でしたね、完全に。


〜娘からのプレゼント〜

娘から急に帰省すると連絡が入りました。
嬉しくて、駅まで車で迎えに行くね!!と喜んで答えました。

しかし、車のエンジンをかけると、どうしようもない恐怖に包まれました。
たかが1キロ先の駅。
信号もない。
混むこともない。
それなのに、運転を始めると、どうしようもなく怖くてたまらず、
娘に謝り、ここに寄せて待ってる、と、電話しました。
無理しなくていいよ?
歩いて帰ってくるよ?
と、言われましたが、どうしても迎えに行ってあげたかった。

娘がそこまで来てくれる間、涙がポロポロこぼれました。
なぜ、大好きな娘のために、こんな距離さえ運転できないのか???


不思議なことに、娘が乗り込むと動悸は収まり、嬉しさが勝ちました。



手にはカーネーション
母の日だよ?
ママにどうしても渡したかったの。
凄くいい匂いでしょ?
普通は赤だけど、この色が優しくて、ママっぽいなー、って思ったからこれにした!と娘は笑いました。

すごくすごく幸せでした。
嬉しくて嬉しくて、またポロポロ泣きました。

私はなんて幸せなんだろう。
こんな優しい子の母であること。
この上ない幸せです。
この子と母親として出会えた事、これ以上の幸せはありません。



でも今、母親としても、娘に何もしてあげられない。
迎えすら満足に出来なかった。


電車も結局乗れなかった。


もう、完全に打ちひしがれました。
会社、いつ復職できる?
こんなんで6月からできるの?



〜主治医の診断〜


一週間後、電車に乗れなかった事を告げました。
泣きました。
とてもじゃないが、乗れない。
一人で歩くことすら怖い、と。

医師は、
よく頑張ったねぇ。
そりゃやっぱり無理だよね。
無理させちゃってごめんね?
でも、一つわかった事があるね。
しばらくは休まなきゃいけないということ。
それがわかって良かったね?


それでも、6月初めは無理でも、6月中には復帰したい、という私の強い意志は変わりませんでした。
その為、主治医は5月いっぱいの休職、という診断書を出しました。


しっかり休んで、心を強くできれば、必ず乗れる日が来るからね。
大丈夫だからね。

その主治医の言葉は救いでした。


その後、私は、たくさんまだ休みがある。
それまでにできなかった事をたくさんしておこう。と、再度安心します。
そして、好きな事をしていれば電車に乗れるんだ!と嬉しくなりました。



今回は電車練習について記しました。
長くなりますので、その後何をして過ごしたかはまた次回にさせていただきます🐶