適応障害 パニック障害 休職 復職

適応障害パニック障害と闘う日々 Cherry's Diary

適応障害と診断され休職。パニック障害併発。復職までの日々を綴ります。

体調不調〜精神科受診へ

こんばんわん🐶

 

cherryです。

 

前回はキッカケになった出来事をお話ししました。

その後体調を崩し、精神科受診に至った経過をお話しします。

 

前回の記事はコチラ

 

https://tsukinohikaricherry.hatenablog.com/entry/2019/10/14/%E5%88%9D%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%AE%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0_%E3%80%9C%E9%81%A9%E5%BF%9C%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E3%81%A8%E8%A8%BA%E6%96%AD%E5%89%8D_%E5%BA%8F%E7%AB%A0%E3%80%9C

 

その後、私は新入社員の教育係となり、それに並行して私の持っている業務を5年目の若手へ引継ぎを始めます。

もちろん一般業務もこなしつつ、質問してくる多くの人に教えながら。

育てなければいけない、だけど私は一体何をやっているのか?という虚無感。

 

どこの会社でも同じでしょうが、事務所内は強い者、弱い者が存在します。

私は皆が楽しく仕事が出来るように、強く意地悪な方々へはヨイショを忘れずに、大人しい子には優しく声を掛け、疲れ切っている人には労いの言葉をかけ仕事のフォローし、、。

とても他人に気を遣い、いつも元気を装い、笑顔を絶やさず日々をやり過ごしていました。

心の中は疲れ切っていました。

 

5月頃より、まず耳鳴りに悩まされました。 

と同時に目眩、吐き気を催すように。

元々メニエールの持病を持っている為、まず耳鼻科を受診。

 

頑張りすぎてない?

ストレスだね。

発作がくる前兆だから、先に薬を飲んでおこう、と言われ、メニエール予防に薬を飲み始めました。

とにかくストレスを溜めない事を言われました。

 

 

強い子達の、弱い子(特に私が引き継ぎをしている子)への、心無い言葉、キーキーとヒステリックに怒る声を聞くたびに耳鳴りが酷くなる事に気付き始めました。 

それを収めようと強い子に気を遣い、気分良くさせようと必死になる自分。

人に対して罵倒や、心無い言葉を話すその声さえも次第に聞きたくなくて、耳を塞いだり、嫌になるとその場を離れるように。

 

その後、喉の閉塞感を覚え、物を飲み込む違和感を感じるようになりました。

喉に何かが絶えずある感覚。

そこでまた耳鼻科を受診。

しかし、異常無く、胃腸科へ行くことを勧められます。

毎朝お腹を壊し、出社前大変な思いをしていた事もあり、合わせてみてもらう事に。

胃カメラを飲み、ポリープと、胃が荒れている事を指摘されましたが、喉の締まりの原因は掴めず、精神的なものからくるので、まずは嫌な事を考えないように、との事。

過敏性腸症候群逆流性食道炎の指摘。

心療内科の受診を勧められました。

 

それでも、毎日をやり過ごしていました。

季節は夏へと。

 

何故か、朝礼で人前に立つと、とんでもない動悸と震えが始まり、倒れそうな感覚を覚え、朝礼に立つ事を恐れるようになったのはこの頃から。

夏の繁忙期という事もあり、指導をした後に自分の仕事をタイムカードを打った後こなす。

毎日誰もいなくなった事務所で、一人深夜まで残業し、鍵をかけて帰る事が多くなりました。 

 

そして、上司に誘われて飲みに行った帰り道(私は下戸のため飲んでいない)上司を駅で見送り、帰宅しようとした時、とんでもない目眩、胃痛、腹痛、吐き気、冷や汗に襲われ、何度も電車に乗ろうと試みたものの、どうしても歩く事さえままならず、タクシーで帰宅。

その記憶から電車に乗る事が苦手な事へとなりました。

 

 

9月。

気晴らしに行ったパチンコ店で、血の気が引いて倒れそうになり、光過敏症か?と、連チャンしている台を捨て、冷や汗もので帰宅。

 

何かがおかしい。

体が、おかしい。

どうしてこんな変な体調なの??

仕事中も目眩や吐き気と闘い、人とうまく話せなくなり、いつも笑顔でいる事が苦痛でたまらなくなり、マスクをするようになっていきました。

 

そして、目眩から立っていられなくなり、休みを取るように。

 

もう、体がいうことをきかない。

朝礼に出る事は難しいと判断した私はまず課長へ相談。

以前鬱であったことをカミングアウトし、仕事も必要とされていないことや、目に余る強い子達の行動、言動を見ていられないこと。

体調の事を話しました。

なんとかする、といった課長でしたが、その後何もしていただけることはなく、私は心身共に悪化していきました。

 

もう限界だ、と、もうこれ以上体の不調に耐えられない、と思っていた時、胃痙攣を会社で起こし、倒れました。

所属長はその後異動で変わり、新たな話のわかる方になっていましたので、直接所属長に相談。

もうこの様な体調で、非常に苦しい、と。

 

今回の所属長は自身にパニックに似た精神疾患の経験があり、理解してくださり、

フレックス出社とすること、朝礼は出なくて良い、私はあなたを必要としているし、経理総務はあなたに戻す。

目に余る言動、行動をする女性には指導をしていく、と約束してくださいました。

とてもホッとしました。

 

しかし、10月、ついに私は急になんの前触れもなく、家の中で倒れました。

一瞬意識を失い、気がついた床の上で、

そのまま死んでしまうのでは???という恐ろしい恐怖をはじめて味わいます。

 

まず倒れた事で総合病院を受診しました。

循環器科でエコー心電図、トレッドミル検査等行いましたが、異常無し。 

ストレスからくる自律神経の疲れ。

迷走神経がおかしくなっている。

神経調節性失神という診断。

そして、数々の体調の不良を話すと、医師より、精神科の受診をここでも勧められました。

 

そして私はこの体のおかしさと恐怖から、

もう諦めて精神科に行くしかない、と決めたのです。

 

 

以前重度の鬱病を患い、寛解した私は、もう二度と精神科の門は開かない、と心に決めていました。

保険も入る事が出来ない。

また行ってしまえば、弱い自分に逆戻りしてしまう。

 

しかし、もう身も心も限界でした。

こうして私は精神科受診をする事となりました。

心と体調がおかしい、と感じ始めてから半年後の事でした。

 

次回は精神科受診からの半年を綴ります。

 

ではまた次回🐶