適応障害 パニック障害 休職 復職

適応障害パニック障害と闘う日々 Cherry's Diary

適応障害と診断され休職。パニック障害併発。復職までの日々を綴ります。

ひょっこりと博多へ

こんばんわん🐶


cherryです。


10月に入り、電車練習を繰り返していた私。
まずは目標は博多駅
それは先月の時点では絶望的に思えた駅。


〜ひょっこりと〜

電車練習は依然として乗る前の予期不安も酷く、乗る前は必ず頓服を飲むものの、体はどうしても震え、喉は締まる。
乗り込むとすぐさま座り、ひたすら目を閉じて呼吸法を繰り返し、瞑想をしながら恐怖をかき消す。


ある日、その瞑想をしていた時、なんと眠ってしまったのです。
昼寝さえ出来ない自分。
信じられない!笑

博多ー博多ー。。

というアナウンスが聞こえ、
え!!!博多!!??

自分自身が一番びっくりしましたね!笑
気がついたらあれほど絶望的に思えた博多駅にひょっこりと着いていたのですから!

とりあえず人の少ない所へ行こうと、博多駅口広場の木陰のベンチに腰掛けました。


青空。
そよぐ風。

なんとも言えない達成感。
あの博多口から広がる景色を見た時の心の煌めいた感覚を忘れられません。


あれほど怖かった電車。
一生乗らなくていい、とさえ思っていた電車。
私は一人で電車に乗って博多駅に来たんだ!!


確かにひょっこりとした偶然の成功。
でも、成功したには変わりない。

「必殺瞑想の術」と名付けましたね!笑
寝れば着く!
必殺技!!


そして、博多で行きたかったお店で、ナッツやケーキなど沢山ウキウキしながらご褒美を買いました。
嬉しかった!
電車に乗れたら、世界ってこんなにも広がるんだ!!!



〜主治医への報告〜


主治医に博多まで行けた事を早く報告したくてたまらなかったです。

次の診察日、主治医に博多まで行けた事を報告。
すると、
えーー!!!
すごいっ!!!
と、本当に手足バタバタさせて、自分の事のようにとてもとても喜んでくれました!

今まで、早く主治医を喜ばせたい。
ずっと思ってきました。
喜ばすことが出来なくて先生に申し訳ない、と何度泣いてきたことか。


その時のツイートです。↓

https://twitter.com/cherry90443744/status/1182499856020959232?s=21


私の主治医は本当に私にとって最高の主治医です。

この精神疾患は心の病気ともいえます。
主治医との相性というのはとても大切だと思うのです。
共に完治に向けて思考錯誤しながら、時には後退することはあっても、一緒に治していく、という感覚。
一人で闘っている、というわけではなく、主治医と一緒だから頑張れる。
そんな関係であると思えます。


私のチカラを信じていた。
きっとひょっこりと出来る日が来ると思っていた!


この時の報告は、本当にとてもとても嬉しい日となりました。



そしてこの後、毎日練習を繰り返し、難なく会社最寄り駅まで達成することが出来るようになりました。

相変わらず予期不安と、震えや喉の締まりはありましたが、それでも以前の私からは本当に考えられない。

一つの大きな壁を私は乗り越えたのです。


主治医は、
これからは焦らずに。
頑張らないでね?
あなたが頑張らなければいけないことはたった一つだけ。
「生きること」
それだけでいい。
人間はたったひとつ、生きていくことだけだよ、頑張ることは。
あとはなーんも頑張らなくても、どうにかなるからね!

と、私を勇気付けてくれました。



10月は、前に進んだり時には後退しながらも、電車に乗れるようになった事で、いろんな所へお出かけが出来る月となり、私にとって大きな月となりました。








今回はうまくいった電車練習について綴りました。


ではまた。
続きは次回🐶