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適応障害パニック障害と闘う日々 Cherry's Diary

適応障害と診断され休職。パニック障害併発。復職までの日々を綴ります。

過剰適応~主治医の診察で言われたこと

こんにちわん🐶


cherryです!


リハビリ出勤が始まり、3週目が終了。

体調は思わしくない。

しかもコロナでこれから先をどうしていったらいいのかわからない。


こんな悩みを持ったまま毎週の主治医の診察日を迎えました。



□3/6 主治医診察

・今週の電車への恐怖が薄れたこと
の報告

・今週1番辛いことの報告
耳鳴り
嚥下の低下

・リハビリ出勤について今後どうしたらいいのかの迷い




電車への恐怖は薬の増量によって薄れてきている。

しかしコロナにより電車内が異様な空気に包まれており、それがストレスになっている。

咳をしないように、人に不快な思いをさせないようにしようと思えば思うほど、咳が出そうでとても辛い。


そんなことをつらつらと話していた時、
先生は大きく手を叩き、
あなたに伝えなきゃと思うこと、思い出したわ!!!
と言い出しました。



~過剰適応、ということ~


「あなたは適応障害の中でも、過剰適応になります」


これを今日は言わなきゃと思ってたんだー!と先生。


例えば電車内で咳をしたら不快にさせてしまう。と考える私。

そこを気にするか気にしないか、ということ。


逆に言えば、そのように色んな場所で色んな注意を配り、気配りが出来る、ということ。

これは良い部分なのです。

しかし、これをやりすぎると
「過剰適応」となります。
cherryさんはこれにあたります。


やりすぎてしまうと、燃え尽き症候群の様に自分に戻ってきてしまう。
雅子さまと同じです。
気配りも才能もあったからこそ選ばれた。
それを過剰に頑張ろうと適応させようとして適応障害になりました。


では、どう対処したらいいのでしょう?
私の問に、先生はこう答えました。



「過剰に適応している。そこに気付くこと」


自動で何事も背負わない。
過剰に適応を続けると疲れてドーンとなってしまう。

過剰に適応しているな、と気づくことで、自動から手動運転に切り替えることが大事です。



~先生からのメッセージ~


今は自分を第一にしましょう。


手動を心がけているうちに、
あなたは今までのように自動運転で人に気を配らなくても、
あなたは生きているだけで周りの人へあなたの存在自体が安心感をもたらすようになります。


何度も死のうとしたね?
復職も出来なくていいんだよ?


復職が出来なくても、そこへ向かうプロセスに意味があります。

日々努力していることが、あなたの人格をより強固にしてゆきます。

プロセスが大事なのです。


そして、今のプロセスをやっていくうちに、そういった存在となります。

心配しなくていいんだよ?
過剰に適応させなくていいんだよ?


今あなたがこれだけ人に慕われているというのは、あなたが過剰にがんばらなくても、もうすでにこれが起きているということ。


無理してはいけないよ?
無理しなくていいんだよ?



先生はほんと私の泣くツボを心得ているわ。笑


この日の診察も泣いちゃいました。


のどのつかえには、
「茯苓飲合半夏厚朴湯」追加

これは甘草がはいっていないため、カリウムに良。

そして食前に飲むということに余計なストレスをかけたくないので、食後でいい、とのこと。

ここまで私の細やかなストレスを考えてくださる!



これからのリハビリ出勤については、今思う事をそのまま所属長へ伝えること。

そして、このご時世、何ヶ月延びようがそれは仕方がないこと。
と、頭を切り替えるようアドバイスを受けました。




診察室をあとにして、
ずっと今日言わなきゃって思っていたんだ!
という先生を想う。

たかが一患者のために、これほど考えて下さる。


「過剰適応」


これからはこれに気付けるように、過ごしていきたい。

先生のためにも、自分のためにも。
そう思っています。